ストラドビジョン、情報セキュリティ認証「ISO/IEC 27001・27701」を5年連続で維持
「自動運転時代におけるセキュリティは、技術力を超えた信頼の証」
2025年5月21日 – AIベースの画像認識ソフトウェア「SVNet」を開発するスタートアップ、ストラドビジョン(代表:金ジュナン)は、国際的な情報セキュリティ認証「ISO/IEC27001」と個人情報保護認証「ISO/IEC27701」を今年も更新し、5年連続の維持に成功した。これにより、同社はグローバル水準のセキュリティ体制と持続可能なガバナンス構築能力をあらためて証明した。
今回の認証審査は、世界的な認証機関であるDNVによって実施され、両認証は英国認定機関UKASにも登録された。これにより、ストラドビジョンの国際的な信頼性はさらに高まった格好だ。
ISO/IEC27001は、情報の機密性、完全性、可用性を守るためのマネジメント体制を評価する国際標準で、ISOとIECが共同で制定したものだ。一方、ISO/IEC27701は、個人情報の収集・処理における管理体制が国際基準に準拠しているかを評価する。
ストラドビジョンは2020年に両認証を取得してから、毎年更新を続けており、その過程で情報セキュリティ方針の整備やリスク対応プロセスの構築、全社的なセキュリティ教育・監査体制の強化を図ってきた。2024年には、ISO/IEC27001の最新版(2022年版)への移行も完了している。また、グローバルOEMおよびティア1サプライヤーとの協業が拡大する中、アルゴリズムのセキュリティやデータの機密性に関する国際的な要求水準にも積極的に応えている。
技術と信頼、両輪で走るセキュリティ体制
ストラドビジョンが開発した「SVNet」は、自動運転および先進運転支援システム(ADAS)向けのAI画像認識ソフトウェアだ。車両の内外で生成される大容量のデータをリアルタイムで処理するため、セキュリティとプライバシーの保護は製品の信頼性に直結する。こうした認証の継続的な維持は、同社の技術力だけでなく、グローバル市場での信頼と責任の証でもある。
ISO27001および27701は単なる「取得」だけでなく、情報保護体制の構築・運用・検証・改善を通じて、組織全体の継続的な取り組みが求められる厳格な国際基準だ。ストラドビジョンがこれを5年連続で維持していることは、同社のセキュリティが単発の施策ではなく、企業文化として定着していることを示している。
ストラドビジョン情報保護チームのリーダー黄ブヒョンさんは、「未来の技術を担う企業にとって、単なるアルゴリズムだけでは不十分です。当社は自動運転時代の中核企業として、技術力と同時に世界水準のセキュリティを追求しています」と語り、「今回の5年連続認証は、未来志向の技術企業としての姿勢を証明するとともに、グローバル市場での信頼を裏付ける重要なマイルストーンです」とコメントした。